
文の種類にはいろいろありますが、最初のステップは、シンプルな一般動詞で文を構築する事です。
一般動詞とは、be動詞: be, am, is , are, was, were, been ではない 他の全ての動詞です。
一般動詞で作る文は、能動的になると覚えてください。
シンプルな一般動詞で文を構築しよう
一般動詞の文とは、突き詰めていえば、下の文になります。
それがする
It does
これで通じる場合は、これだけでOKです。
例えば、I jog.なんかは、「私はジョギングする(習慣があります)」ですが、これだけでOKですね。
It does.だけで情報が足りない場合は、
It does that.
の様に、does(動詞)の後ろにthat、何かその動詞の目的の言葉を入れます。
例えば、I eat apples. 「私はリンゴを食べます。」では、私が何をeatする習慣があるか、わかりますね。applesです。
ですので、これはこれでOKです。
他にも、例えばI photographed the castle.「その城の写真を撮った」でも、大丈夫ですし、沢山の動詞がこの様に後ろに目的の言葉を足すだけで成り立ちます。
でも、動詞の後に目的の言葉を入れても、上手く意味が伝わらない事があります。
例えば
I walk the train station. 「私は駅を歩かせる」になってしまいます。
まるで犬の散歩の様に、駅を歩かせると言っている様に聞こえます。これでは意味が通じないので、こんな風にしてみます。
It does (前置詞) that.
I walk to the train station.としてみましょう。前置詞のToを入れるだけで、ちゃんと「私は駅まで歩きました」に変わりました。
こんなケースはどうでしょう?
I look a zombie.
これも気持ち悪いケースです。
これでは、「私はゾンビに見える」「私はゾンビを見る」のか分かりません。
こういう気持ち悪いケースの場合に、前置詞を入れてやる事で意味合いがはっきりします。
I look at a zombie. (ゾンビの一人を見た)
I look like a zombie. (私はゾンビみたいだ)
これが一般動詞の文構築です。
前置詞の選び方。
後に詳しくやっていこうと思いますが、前置詞にはそれぞれイメージがあります。
そのイメージに沿って選んでいけば、(テストで間違う事はあるかもしれませんが)意味を伝えていくことが出来ます。
イメージにそって選べば問題無いはずなのですが、動詞の中には、remind~ofなどの様に好みの前置詞を持っているのもあるし、前置詞によって意味が違ってしまう熟語のようなものまであります。Look after, run out, rule outなどなど。
この辺は法則性があまりないので、会話や文を読んで、もしくは熟語集を見て、パターンを記憶するしかないんですね。
通常の文法では、自動詞はそれだけで成り立つ動詞で、他動詞は目的語を取る動詞、と言っていますが、一つの動詞でも自動詞的用法、他動詞的用法とあるし、例外もある為、あまり良いガイドラインにはなりません。

まとめ
とにかく、
- 主語を決め、
- 動詞を決めて、
- 動詞でまかないきれない言葉を足す
- それでは意味が伝わりきらない場合は、前置詞を足す
これを基本として、幾らでも飾りを付けていくことが出来ます。
I walk to the train station every sunny day for about 30 minutes for my health, blah blah…
いっくらでも足せます。
これが一般動詞の文構築の基本です。
最初はこれ以上考えるのはやめた方が良いかもしれません。混乱するからです。
自動詞か、他動詞か、補語か、目的語かなんて考えていたら、混乱してわかる物も分からなくなってしまいます。
次は
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