以前、「米国企業へ就職、転職、応募から内定までの流れ」

について説明しましたので、一つ一つ、どのようにしたら良いかを解説していきたいと思います。

自分の職種を知る

さて、あなたの業種は何だったでしょうか?

そして自分の職種にはなんだかわかりますか?

それでは、貴方がグリーンカード(永住権)所持者、もしくは米国市民権(citizenship)を持っているとしたら、ローカルでどんな職種でも選ぶことが出来ますが、ここでは、このページを見に来てくれている、まだ米国での就労権が無い人ように書いていこうと思います。

誰でも知っているディズニーを例にとってみましょう。

Disney Animation Studios

とgoogleサーチしてみると、一番最初に

Walt Disney Animation Studiosと出てきますね。

*基本職種サーチの時は、まず業界の記事を読み、例えば、Disneyだったら、アニメーションの事をテーマにしているページが良いでしょう。これはエンジニア業界でも、IT業界でも同じことです。読んでいれば、いくつか、行きたい会社が見つかるはずです。

会社の名前をサーチしても、会社の商品ばかりが出てくる時には、

Disney Animation Careersのように、Careersを付けて探してみましょう。

これで、どの業界でも求人のページにたどり着けるはずです。

 

Disneyの場合は、Walt Disney Animation Studiosのページの上のバーにCareersがありますので、そこをクリックします。

Opportunities, Open Positions, Interns & Apprenticesというのが並んでいます。

 

仕事を探すときには、このOpen Positionsから探す訳ですが、それは後にして、今回は、職種を限定する為に、まず最初にInterns & Apprenticesを見てみましょう。

インターンは、最近日本の会社でも取り入れている制度ですね。

 

このInternships、

・学校に戻る生徒

・8から12週の(少額の)給料の出る

・夏の期間開催される

らしいですが、

このページに実際入ってみると、

この様に職種がずらっと並んでいます。

OPPORTUNITIES

  • Creating Great Stories
    • Story Artist
    • Layout Artist
    • Editorial
    • Development
  • Developing Appealing Characters
    • Visual Development Artist
    • Modeler
    • Look Development Artist
    • Animator
    • Character Technical Director
  • Crafting Believable Worlds
    • Effects Animation Artist
    • Lighter
    • Stereo Artist
  • Innovation
    • General Technical Director
  • Partnering in Creativity
    • Production Management

職種がこれだけあるのがわかりますk?

アーティストだけでも、ストーリーアート、レイアウトアート、ビジュアルデベロップメント、もでらー、ルックデベロップメント、アニメーター、キャラクターTD、エフェクトアニメーター、ライティングアーティスト、

と、これだけ細かく分かれています。

日本の美術大学ではグラフィックデザイン、染色、油絵、彫刻、云々です。

また、理系は同じように理数、機械科等ですね

 

エンターティメントの会社に、大まかに、デザイン関係の仕事をする、デザイナーとして、もしくは、大まかに技術関係の仕事とする社員として入っていきます。

米国ではこれだけ職種が分かれており、学校の専攻もこのように分かれています。

グラフィックデザイン科を卒業して、アニメーターとしてディズニーに入社する事は(アニメーションでしっかりしたスキルがない限り)絶対にありません。

アメリカの学生はこのような事を頭において、みな学業に励んでいるんですね。

ストーリーアーティストになりたい人は、学生の時から、監督が展開したいストーリーをどう絵で語れるかを勉強しているのです。

ですので、我々もどの職種にアプライするか、しっかり決める必要があります。

そうでないと、例えば貴方の実力が物凄くても、雇用担当者は、「どうしたものか」と困ってしまいます。

困ってしまうと、あなたのResume,レジュメ、オンラインポートフォリオは閉じられてしまいます。

社会人として、転職する

さて、ここまでは参考までにインターンの所を見てみました。(このサイトの名前がすでに「30歳からの」ですので)社会人用に、募集要項の方に進みましょう。

Open Positionsのページを開いてみましょう。

これは、現在空いている、募集している職種です。現在空いているだけなので、本当は上のインターンの所の様な仕事があるのですが、今空いているのはこれだけという事です。

 

Creating Great Storiesの所にStory Artistを見つけました。Apply Nowを押してみると

job-descriptionが開きます。大まかなスタジオの説明があった後に、

 

Responsibilities があります。ここには仕事の責任範囲が定義されており、

・Collaborate directly with Directors, Heads of Story, and other artists across departments to brainstorm ideas, shape our films through visual sequences, and develop cinematography, staging, and cutting

・監督、ストーリー部署のトップ、そして他の部署のアーティストたちと集まりブレインストームしてアイディアをだす、連続した絵により、映画を形作っていく、そしてシネマとグラフィー、ステージング、そしてカット構成を制作していく

・A sensibility and knowledge of how to best serve the structure of a movie, from the overall theme to a single scene and an awareness of where to add emotion or humor as necessary to the story

・どのような構成が映画をベストな方法で見せれるかのセンスと知識、全体のテーマから一つのシーンまで。そしてどこにストーリーに必要な感動やユーモアを組み込んでゆくかに通じている

・Tackle story and structure problems and maximize entertainment value where needed

・必要な所でストーリーや構成の問題に取り組み、エンターティメント価値を最大化する。

 

Requirements: の所では

・Ability to work collaboratively

・協調性を持って働ける

・Professional experience required, Feature Animation experience preferred

・プロとしての職歴。映画用アニメーションが好ましい

・Ability to work digitally preferred

・PCで作業できる。

・Ability to create emotion, action, and humor expressed through drawing

・絵によって感動、アクション、ユーモアを表現できる。

・Experience on multiple Feature Films, Television Series, Comics, or Games as a Story Artist

・いくつもの映画アニメ、テレビシリーズ、コミック、またゲームにおいてストーリーアーティストとしての経験がある。

・Strong drawing skills with a sense of uniquely subtle character acting, design, appeal, and composition

・細かなキャラクター演技、デザイン、魅力、画面構成が出せるセンスと絵のスキルを持ち合わせている

Understanding of cinematic scene and dramatic structure

・シネマティック なシーンと、ドラマティックな構成についての理解がある。

Bachelors degree or equivalent experience

・大卒もしくはそれに相当する経験

 

となっています。

ここで記されている事が出来る事が重要で、それ以外は、極端に言ってしまうと「いらない」のです。

ここで、素晴らしいアニメーターとしての力があったとしても、部署も完全に分かれているので、「ちょっとアニメーター部門が忙し時にヘルプできる」的な事が雇用の時にプラスになりません

いくつものわらじを履ける人が重宝される日本企業とは違って、幾つものわらじ(wear many hats)は米国の仕事現場では(特に大企業では〉のぞまれません。

 

米国の会社に入って活躍したい人は、このjob-descriptionに答えられるように自分のスキルを調整して、応募しましょう。

これを書いている現在、同じようにOpen Position のSenior Systems Engieerも一緒です。

今回はディズニーのケースでしたが、どこの業界も、どの職種も同じです。

NASAのロケットエンジニアも スーパーのWhole Foodsも一緒です。

必ずどこも雇っているところはjob-description募集要項がありますから、そこに合わせてスキル調整、応募をしましょう!

なんだそりゃー! って人もいるかもしれませんが、この、スキル調整が出来たら、日本人の器用さ、正確さ、は実は大変な武器になりますよ!

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