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米国の企業への転職を夢見ている人は沢山いらっしゃると思います。

でも、正直なところ、どうしたらよいのか、何をしたらよいのか、全く想像できないのが実情かと思います。

学校の教授はおろか、英会話に行ったって、教えてくれないどころか、話題にもなりません。

(正直なところ、英会話や学校の先生は自国での就職経験をしていない人が多いです。特殊技能や、自国でのキャリアがあったら、母国語の先生するために日本に来るってあまり考えにくいですよね。)

誰か日本人の経験者に聞こうと思っても、「僕英語喋りますよ」「僕留学してましたよ」「僕米国で働いていましたよ」なんて人も、大体、嘘か、ハッタリか、過度の誇張で、現実的な事はまるで教えてくれません。

むしろ話をそらしますよね。

それは知らないからです。

 

この記事では、米国企業への転職の流れ、始める所から、働き始める所まで、大きな流れを説明します。(後のポストで一つ一つ細かくやっていきます)

完全米国環境で、マネージャークラスとして転職、会社側担当として雇用や人員整理も行ってきた経験に基づいてご紹介しますので、情報は確かです。変なハッタリじゃないですよ。

米国企業へ就職、転職、応募から内定までの流れ。

準備編

1:業界と職種を調べる

貴方が行こうとしている業界は何ですか?

日本とは業界が微妙に違う可能性があります。

自分の目指している仕事が、業界をまたいで活躍できる場合もありますし、(例えばITスペシャリストやアカウンタント、ビジネスデベロップメント等)

特別な業界でのみ働く場合もあります。(IC基盤開発、○○エンジニア、デザイナー等)

まず、貴方が行こうとしている業界が何なのか、理解しましょう。

そして自分の職種は何でしょうか?

米国では、例えば日本でいう所の、「銀行マン」だとか、「広告代理店勤務」だとか、「不動産勤務」だとか、そんな仕事はありません。

米国では必ず一つ、米国の分類に乗っ取って、選ばなければなりません。Investment Specialistなのか、Accountantなのか、Public Relationなのか、Real-estate Paralegal等々。

そして、一度選んだ以上、職種を変える事は、もう一度学校に帰ってやり直したりしない限り、まずありません。

実はここが日本人がまず最初にあたる精神的な壁です。

自分が追求する仕事は何なのか、まず決めましょう。

米国での自分の業種、職種、詳しくはこの記事

2:リサーチ

自分の業界と職種が大体わかったら、業界に属する会社を洗い出します。

貴方がVisa(就労権)持ちなら、小さめな会社もOKです。持っていないなら、大きめの会社が良いでしょうね。Visaのサポートをしてもらわないといけないですから。

行きたい会社のウェブサイトには、”Career”、”Job Opportunity”、”JObs” 等のコーナーが(ほぼ)確実にあって、Job listings、(募集職種)が掲載されています。

一つ一つにはその仕事のjob description(業務内容)が載っていて、どんな仕事か、どんなスキルが必要で、どんな責任があるかが斯かれています。

これで自分の職種を探してください。

3:レジュメを用意する

レジュメ(履歴書)を用意しましょう。

一枚で、「貴方はどんな仕事がどの位の安定感で出来るのか

を説明します。

一般的には

Qualifications

その仕事をするに値する十分な資格、(10年間貿易法のリーガルリサーチをしてきた(ので、このリーガルリサーチ職をする資格がある))等

Skills

顧客データベースが作れるとか、デザイナーだったら、本の想定DTPの設定の納稿まで出来るとか。

Accomplishments

大きな功績

Employment History

今まで働いたプロジェクト、ロール(タイトル)、会社

Education

教育。Major(専攻)と学位

位に分けてまとめます。

自分の名前、連絡先(emailアドレス、電話番号)を書くのを忘れないように!

難しすぎる?これで本当に書けるレジュメ で細かく解説しています。

4:ポートフォリオを用意する

就労権(Visa)があって、米国での職歴があればまだしも、無い場合は、視覚的に理解できるポートフォリオが有用です。

デザイナーやアーティストであれば、絵のポートフォリオ、アニメーターであればデモリール、基盤設計等のエンジニアでも自分デザインの機構やスペックなど、紹介するポートフォリオが作れるのではないでしょうか?

外国人の我々が現地米国人を差し置いて仕事をつかんでいくには、とにかくここでハートを鷲づかみにしておくのが大事です。

というか、「自分の実力/成果でImpress(感動させる)」が全てです。

今の時代にファイルのポートフォリオは無しですよ。

自分のオンラインポートフォリオ(ウェブサイト)を作りましょう。

オンラインポートフォリオ作り方はこちら

5:カバーレターを書く

雇用者にとって、貴方のスキル意外に 有利な事、都合の良い事、他の応募者と貴方が同じ条件で会ったとしても、貴方を雇いたくなる理由を書きましょう。

 例えば特別な哲学を持って運営している企業であれば、いかにその考え方に感銘を受けているか、また同系列のメソッドで仕事をしてきた故の効率の良さ等をアピールしましょう。

企業にとっても、その企業の哲学、メソッドに共感してくれる人材の方が、腰掛けでキャリアアップの為だけに入社希望の人よりも良いですよね。

ちなみに私はカバーレターを書いた事がありません。

実力で売りたかったのもありますが、私は完全なスタッフではなく、部下や部署を持つ位のポジションに応募していたので、仮に文法は間違っていなかったとしても、外人特有の分の稚拙さや、言い回しの不自然さ(non-nativeness)を露呈するとマイナスに働くと考えたからです。

部下持ちのポジションは、Interpersonal(対人関係)なスキルも求められますから。

カバーレターが義務でないポジションと、カバーレターが提出項目だったとしても、カバーレターを含めずに応募していました。

(大きな会社では、カバーレターが無いだけで、募集要項を満たしていないと見なされて、雇用担当に行く前に人事担当に弾かれていたかもしれませんね)

アクション編

6:アプライ(応募)する

○オンラインでする。

今は便利になりました。全部オンラインで出来ますね。

2)でサーチしたオンラインの “Apply” コーナーでそのままアプライする。4)、5)、6)で用意した、レジュメ、オンラインポートフォリオへのリンク、カバーレターを提出しましょう。

○ジョブフェア等で応募

ジョブフェアやイベント、祭典ではCareer booth(キャリアーブース)があり、沢山の会社がブースを構え、担当 の方にレジュメを手渡す事が出来るコーナーがあったりします。

そこで、レジュメ、カバーレターのハードコピーを渡しましょう。

○リクルーター経由で応募

日本流に言うと、ヘッドハンターです。

独立したリクルーターがタレントを沢山唾つけておいて(自分の候補バンクに入れておいて)、必要な会社に推薦しれくれます。

プラスマイナスありますが、上手く使えば決して悪くないやり方です。

米国企業への応募の仕方は、米国企業への応募(アプライ)の仕方で詳しく解説しています

7:待つ

もう何も出来ません。待ちましょう

adventure of job seek. half way there

8:連絡が来た!

応募した会社が貴方に興味がある場合、e-mailで、「少し話したいけど、何日のいついつでフォーンスクリーニング(Phone Screening)、電話面接出来ない?」というメールが来ます。

あくまで、電話面接日時の設定です。

稀にですが、いきなり電話がかかってくる可能性もあります。(恐怖!)

ここで、次のPhone Screening(電話面接)の日時の設定をします。

これが、面接の第一歩になります。

面接編

9:電話面接 Phone Screening.

よくぞここまでやってきました。

ここまでやってきたという事は、貴方のポートフォリオ、レジュメから、

○十分(以上)のスキルがある

○なにがしかの形で、仕事で係わり合いが持てそう

が覗えたという事です。

7で設定した時間に電話がかかってきます。

向こう側の目的は、「人柄を知りたい」だったり、「どの位深い知識があるか」だったり、「レジュメの不明点を解明したい」だったり、いろいろですが、基本、「on-site interview、“現場面接”に呼ぶ価値があるかどうか」の判断をする事です。

米国企業へ就職、転職、電話面接の対応の仕方はこちら

10:On-site interview 現場面接

さぁ。ついにやってきました。

現場面接です。

ここまで来たという事は、会社側も、おおむね雇いたいと思っているという事です。

あとは、人柄とか、スタッフと上手くやっていけるかとか、現場での突然の課題にどう対応出来るか、とかそういう事です。

また、貴方が、候補者として「悪くないんだけど、後一押し何か押せるポイントはないかな」と探そうとしているのかもしれません。

いずれにしても、「貴方を雇うのを正当化しようとしている」のが現場面接の正体です。

詳しくは

米国企業オンサイト面接とはどんな物かはこちら

経験から解説!米国企業の面接で聞かれる質問はこちら

米国企業面接、聞くべき質問、聞くべきでない質問はこちら

日本人がやってしまう米国企業面接での間違いはこちら

良いインプレッションを残しましょう。(あたりまえですが)

自信をもって、質問に答えましょう。会話をしましょう。

でも、知らない事は、虚勢を張らず、正直に。

ここまで来て、強くアピールする必要はありません。

10:Offer Letter オファーレター

ついに来ました!仕事のオファーです。

job hunting. you got the gig.

これは電子ではなく、FedExかUPS等の封書で来ます。

これが手元に来て、初めて、貴方のコートにボールが来たのです。

仕事を受けるのも、断るのも、貴方次第です。

これには、仕事内容、給料、他ベネフィット、全てが書かれています。じっくりレビューして期限までに返しましょう。

さぁあなたは米国企業での仕事を掴みました。

米国企業転職攻略!オファーレターを貰った! で詳細を書いています。

Visaの手続きや、Apartment hunting,(アパートハント)、引越し、忙しい日々が始まります。

Happy landing your new job.

如何だったでしょうか?

これが全体の流れです。

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