5ヶ国語喋る才女

「5ヶ国語喋る才女」とか、「5ヶ国語喋るインテリ」とか、雑誌やテレビで目にしませんか?

「私なんて2ヶ国語も喋らないのに。凄い!」と思ってしまう人も多いと思います。

でも、これ、そこまでじゃない感じです。

多分5ヶ国語は嘘じゃありません。

でも私達が思う「凄い」とは全然違います。

もし彼女が「フランス語」「中国語」「ハンガリー語」「トルコ語」「スワヒリ語」を喋ると言うなら、「凄い!」と思ってよいです。

が、大体がそうじゃありません。

西洋言語、ラテン語を語源にする言語はとかく似ているのです。

事象A

これは前のドイツ人の同僚。

ドイ男君:

「英語? ああ。そんなに大変じゃないね。」

「英語とドイツ語はほぼ文法が一緒。ドイツ語には英語にないルールが一つ多いだけ。」

「だから、単語の入れ替えだけだよ。」

「そもそも、英語でやる授業もあるし、ちょっと調べようとすると、英語の文献の方が多いから、自然に覚えちゃうしね。」

「ムムゥ!」

事象B

これは前にデンマークにちょっと仕事しにいった時、

質問もするし、全然自然に英語の話についてきている皆さん。

私が驚いていると

現地のデンマ男君、デンマ子さん:

「え?英語は学校で習うしね。」

「数年授業で必須なんだよ。」

「デンマーク語はドイツ語に凄く似ているし、ドイツ語と英語はそんなに苦労しないしね」

「ナンデスト!」

事象C

これはノルウェー人、スウェーデン人と仕事する機会が会った時。

ノル男君、スウ子さん:

「ノルウェー、スウェーデン、デンマークの言葉はほぼ一緒。」

「方言みたいなもんだね」

「聞いていればだいたい解るもの」

「ナニィ!」

事象D

これまた先ほどのドイ男君

「ロシア語はドイツ語に似ている所があるから、わかるところもあるね」

ちょっとまてよ。

英語とドイツ語が酷似していて、ドイツ語とデンマーク語と、スウェーデン語と、ノルウェー語が酷似、ロシア語も共通点が多い?

事象E

また、アルゼンチンから来た友人夫妻

彼らはエスパニョール、(南米で話されるポルトガル語)を喋ります。

かれら、フランスに旅行に行って来ました。

別に言語に困らなかったそうです。

アル男君とゼン子さん:

「どこに行っても、文字、文を読むのに問題はない。」

「エスパニョールが解れば、基本なんでも書いてある事は読める。」

「ただ発音は勉強しないとわからないね。」

「チョットマテヨ!」

スパニッシュとエスパニョールはそんなに変わらないはず

今までをまとめて見ますと

英語 ≒ ドイツ語 ≒ デンマーク語 ≒ ノルウェー語 ≒ スウェーデン語 ≒≒ ロシア語

スペイン語 ≒ ポルトガル語 ≒ フランス語

私の知っているだけでこれだけ似通っている。

英語がほぼラテン語とギリシャ語から派生しているのと、上記、ヨーロッパ言語はほとんどラテン語から派生しているのを考えると、

「ゼンブ ホトンド イッショジャ ナイデスカ?

5ヶ国語喋る才女

これはトリックな場合が多いです。

日本人で5ヶ国語喋ったら、確かに天才っぽいですが、

我々が5ヶ国語喋るのとは訳が違います。

文頭で「フランス語」「中国語」「ハンガリー語」「トルコ語」「スワヒリ語」を喋ったら凄いと書きましたが、

-フランス語はラテン語語源の一つで、似通ったヨーロッパ言語の一つですが、

-トルコと韓国、日本は語源を共にしていて、文法はほぼ同じです。つまり、西洋言語とは全く違います。

-中国語は英語とほぼ文法が近いらしいですが、音も違うし、象形文字から派生しているので、西洋人には少し壁がたかいですね。

-ハンガリー語はハンガリーでしか使われていなく、それほど似通っていないらしいです。

-スワヒリ語に関してはあまり知りませんが、楔形の文字だし、エキゾチックな感じなので、なんとなく入れてみました。

これだけ違った言語を5つ喋ったら、凄いと思います。

私達が英語を習得する位の苦労を幾つもしているという事ですから。

多分、「5ヶ国語を喋る才女」、よく聞いたら、

親が英国人とドイツ人、

喋る言語は

英語、ドイツ語、デンマーク語、ノルウェー語、オーストリア語とかかも。

ほぼ、近い言語のバリエーションです。

我々が思う すごーい!とはずいぶんちがいますね。

ところでアメリカ人は、英語しか喋らないので、あらゆる国から嫌われますが、「私5ヶ国語喋るの」と自信フリフリな人と比べると、可愛らしいのかもしれないですね。

でもやっぱり、「英語は共通語」とか自分で言う時点で憎らしいか。

さて、今日は「5ヶ国語を喋る才女」の謎を明かしました。

我々日本人。自信もって行きましょう!

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