リストラ

アメリカ、オーストラリア、英語圏の国はリストラが頻繁に行われます外資系も、外国の会社の子会社ですから、(少しマイルドですが)同じようにリストラは行われます

業界や景気にもよりますが、5年に一度位は自分も危険にさらされると思ってよいと思います。

転職のしやすい国や外資系は、裏を返すと首が切られやすい所だと言う事なんです。

リストラが頻繁に起こる!アメリカ企業と外資系の解雇の実情とは!日本企業も幸せかも。

そもそも本場のリストラの種類とは

Fired

何かの失態や不祥事を起こして、クビを切られる事を、Fired(炎)と言います。ですので、He is fired!と言ったら、「彼は何か失態か不祥事を起こして、クビになった」と言う意味です。

Laid off

「チンチン電車が廃止になって、職員は全員解雇だってよ。」の様な、職が無くなって解雇、部署が閉鎖で解雇、の様な場合に使います。

Let go

「社員にさよならする事」です。パフォーマンスの悪い社員を解雇したり、ある専門の職が不要になったり、規模縮小によって位の高いリーダーが要らなくなったり、そういう時に行われます。

リストラは突然やって来る

リストラはいつでも突然やってきます。解雇の後の訴訟を防ぐため、本人に気づかれぬよう、解雇の為の書類が着々と用意され、準備が完全に整った後に突然告知されます

また、会社にダメージが及ばないように、解雇が告げられた後は、PC、インターネット、電話、また会社のあらゆる情報から遮断されます。

1個室に連れていかれる

仕事中「ちょっと来れる?」上司に呼ばれて、個室に行くと、そこにはHR(会社の人事)が書類を持って待っています。

解雇の全ての情報を告げられた後は、服や机の上の私物は段ボールに入れられて渡されます「残りの私物がある場合は取りに来るように」と言われて、もう二度と自席には戻れません。

2引っ越しなどの際にプラグを抜いたとき

会社のアニュアルレポート等で全員オフィスから出した時また全社席替え等で全員PCの電源を抜いた時、「はい全員こっちへ集まって」と言われ、集まると解雇を言い渡されます。その後自席にはもちろん戻れません。私物は後程取りに来ます。

大抵のリストラ、解雇はこの様に行われます。

リスペクトクソもありません。

まるで犯罪者扱いです。

でも、解雇への恨みから、HDなど備品を壊したり、会社のメールを使用して、実際にダメージを与えていく人も多いので、このような手段が撮られるのです。

こういう事があるので、大抵のアメリカ人はマメに会社での仕事内容をコピーしています。

自分の開拓した顧客とか、その後の履歴書や求職に仕えるデータとか。

上司に“声をかけられた時”に「しまった」と思っても既に時遅しだからです。

リストラの前兆

リストラは突然やって来ますが、気を付けてみていれば、そのサインはあったはずです。思い当たる所があれば、「リストラが近づいている!」と思って用心しておきましょう。

1仕事が無くなって来る

今まであったはずの仕事が無くなっていきます。実際、発注元からの仕事や予算が削られて必然的になっている場合もありますが、仕事は十分来ているのに、自分に回されなくなっているように映る。

2情報の共有者から外される。

本来自分が絡んでいて然るべき事に関するメールのccに入っていない。何かの機会に偶然発見する。

3上司に提案や質問をしても、会話から逃げようとしているのが分かる

少し忙しくなくなってきたので、新たな仕事の提案や、他の仕事もこなせるアピールをしても、上司がしっかり話そうとせず隙があれば会話から逃げようとしているのが分かる。

4オフィスの皆から避けられている気がする。周りが目を合わさなくなる。

今までの同僚、また部下までも、何故かよそよそしい。自分と目を合わさない。エレベーターなどで二人きりになると、ものすごく不快っぽい。

会社からのアナウンス

切られた社員のパフォーマンスだったかもしれません、会社の規模縮小かも知れないし、利益の増加を狙ったものかもしれません。

いずれにしても、残った人達には「次は自分だ」と転職活動を始められても困るし、やる気やパフォーマンスを落とされても困るので、必ずアナウンスします。

「今回は残念な事になったが、この(一連の)解雇はこれでオシマイで、ここに残った人たちには絶対に影響しない。」

「だから、安心して仕事に集中して欲しい。

。。。もちろん、こんな扱いで社員をリストラする人達の言葉を信じて良いはずないですね。

もちろん、今回のクビ計画に更なる解雇は無いでしょうが、次の通期、半期、四半期の前にはまた別の解雇が来る可能性が十分あります。

セベランスseverance解雇手当

剣のことをセイバーと言いますが、同じように「切る事」をseveranceセベランスと言います。解雇においては、severance packageと言いますが、優良企業であれば、2,3か月分の給料が支給されるのが通常です。「これでまかなえる間に仕事を見つけてね」という事です。

その後生きて行く

首を切られてしまったら、その後次の仕事まで生きて行かなくてはなりません。

雇用保険employment insurance

大体の場合、就労している場合は雇用保険を自分も、企業も支払っています。給料額と就労期間によりますが、それなりの金額が職を失った後、通常1年間支払われます。

就労中に自分の雇用保険が幾ら支払われるのかを調べておいた方が良いでしょう。

Cobra、医療保険

解雇後、特にアメリカで何よりも怖いのが、法外な医療費です。同じ医療費で日本の数百倍行くのが難しくないアメリカでは、医療保険は無くてはならない物です。

この医療保険、通常は会社負担なので、解雇後は失効してしまいますが、Cobraというシステムでしばらく継続しなければなりません。

それがまた月10万円とか、それを超える出費となり毎月襲ってくるので、大きな負担になります。これは雇用保険でまかなえる金額ではないですね。

*そんな10万円を超える医療保険なんて、「無職の間は払えるわけがない!」と思うでしょうが、これがいろんな理由で払わないといけない様になっているのです。

メールボックスを見続ける、苦しみの日々

さて、ここから、履歴書を書き直し、知り合いに休職中の旨を連絡し、常に求人を探し、応募し、毎日返事が来ていないかとメールボックスを頻繁に確認する日々が続きます。

雇用保険終了と残高の減少に怯える落ち着かない日々です。

結論

そんな理由で、アメリカ人はいつでも転職先を模索しているのです。いつまでも同じ所に居ては、必ずリストラの毒牙にやられるからです。

そして良い所が見つかってしまったら、もちろんチャンスですから転職してしまいます。

これがアメリカ人がすぐに辞める理由の一つでもあるんですね。

いつでもクビを覚悟し、ベターな仕事を探し続けるアメリカ企業や外資系勤務と、

終身雇用が無くなったとは言っても、まだまだクビの少ない日本企業、でもあまりリストラの対策が出来ない日本企業勤務と、危険度はあまり変わらないでしょうかね。

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