What kind of people want to work for Japanese company?

1980年代の日本企業に勢いがあった時代ならまだしも。

*1985年のBack to the Future ではTOYOTAのトラックが“ホット”でした。1989年のBack to the Future2では、主人公が大人になって日本の企業で働いている様が描かれています。(日本人上司に首を切られます!)

今、アメリカ人がアメリカ人に「日本企業に入った」と言ったら、

「何で?」と理由を聞かれるでしょう。

「けったいな」「物好きな」が後に続きます。

アメリカ人が日本企業で働こうと思う理由は何でしょうか?

どんな人が日系企業に転職して来るのか?

7つの理由です。

カリスマがある会社

独特の文化や製品を作っていて、その製品に憧れてくる場合。

スタジオジブリなんかが好例でしょう。もうなくなってしまいましたが、今でもたくさんの人を引き付けています。あれだけ特殊な世界的な作品を作っていれば、入ってきたいアメリカ人は沢山いるでしょうし、人に「何で?」なんて言われませんよね。

または、各専門分野では有名な会社もあるかもしれません。こういう場合は、その会社で働きたくて入ってくるので、最も純粋な動機です。良い働きをしてくれる事でしょう。ただ、そんなカリスマのある会社は数少ないですし、出向時に選べるものではないですね。

日本にあこがれを持っている人

 日本文化に憧れを持っている人はそれなりにいます。入ってくるときはエキサイトしていますが、日本企業に入ると、日本の良い面、神秘的な面だけでなく、嫌な面も見る事になります。残念な事に結構なアメリカ人が失望し、もともと憧れがあっただけに、アンチになって日本企業を去っていきます。悲しい事です。

やはりブラックな会社だと、こうなる傾向が強いのも確かですが、日本企業側もスタッフを探していたら、優秀な人を見つける事が出来ず、日本好きな人を雇ってしまっているのでそもそもこの人たちのスキルが足りず、会社から悪く扱われている事も事実です。

安定が欲しい人

日本企業は米系に比べて、首を切りたくない傾向にあります。米企業は安定せず、とにかく解雇が多いので、人によっては数か月ごとに広い北米を渡り歩いて仕事を移っていく人もいます。彼氏彼女がいたり、子供がいたり、場所を移り続けていくのはとても大変な事です。そんな中、日本人が回している日系企業は出来るだけ首を切らないように回そうとするので、ありがたい場所です。安定が欲しい人なので、それほど実力が高くない傾向にあるのは否めませんが、長く居てくれます。

レベルアップしたい人

残念ながら、日本企業に入ってくる人はこういう人が一番多いのです。米系企業で働くも、出世が出来ない。もちろん出来ないのは実力や経験が足りないからなのですが、日本企業が米系ほど優秀な人材を雇用できないので、日系に来ることで自分の役職を一つ上げようとするのです。もちろん、日系企業で一度役職を上げたら、本当は働きたい米系企業に戻っていくので、彼らは十分な期間、大体半年くらい経ったら辞めていきます。日本企業は「やっとポジションが埋まった」と思っていた所にまたやり直しです。

踏み台に使われて、翻弄させられるという具合です。

米企業に行けない人、落ちた人

 米企業で中堅から高い位に居た人が、失敗し、悪評と共に転げ落ちて、その役職で米系企業に戻れなくなり、その職を探している日系企業に転がり込んできます。日系企業にはなかなか米系の噂や情報が入ってきませんから、レッテル付きの人を高い給料で雇ってしまうのです。この人たちは何か特別悪い事をする訳ではないですが、基本、米系の同職種の人に比べて非力です。こういう人は米系の同じタイトルの人よりも見せかけにこだわる傾向もあったりします。秘書を付けたりだとか、秘書を通してアポイントと取らないと、社員は話せないとか。

もちろん本当に実力が無かった場合は日系でもすぐに尻尾は出ます。

アメリカに残りたい日本人

 米国留学していたが、米国企業に入る実力は無かった人、日本企業で出向していたが、「帰れ命令」が出たものの、米国に残りたい人。この人たちは日本カルチャーが理解できるので、それなりに一緒に働くことが出来ます。日本で雇う人に比べて特別非力という訳でもありません。ただ、米国企業の中身がどう動いているかについては知りません。また日本語、日本文化を含めた総合力では非力ではないとしても、日本が意味を持たない米国社会にて、米国企業のスタッフと比べたら、非力です。

そうは言っても、彼らは大抵ビザサポートを必要としているので、比較的長く居てくれます。言い方は悪いですが、こき使っても辞めれない人が多いです。

この様に、残念ながら、日本企業が捕まえられる人は、不純な目的で日本企業を使おうとする人が多いです。これは仕方のない事ですし、ある意味、飲まなければならない現実です。しかし、駐在員の人、駐在員になる人はこれらの事を知っておく事が、雇用して支社を回していくのに役立つのではないでしょうか。

どんな人が日系企業に来るのか?

駄目な奴はダメな奴を連れてくる ー 負の連鎖

駄目な奴はダメな奴を連れてくる ー 負の連鎖

若くて頑張る人を雇うと、その友人の若くて頑張る人を連れてきます。経験、実力のある人を雇うと、必要なタレントを連れてきます。

ハッタリだけで、他の所に居れなくなった、駄目な人を雇うと、同じようなダメな人を沢山連れてきます。そして、もちろん、彼らはまじめな人達を排除します。

ハッタリはうまいので、なんだか良い人が来てくれたような気がしますが、時間がたってみると、会社内がダメな人の巣窟になっていたりします。

もちろんこういう人が増えてきて、社内の雰囲気がハッタリと政治になってくると、会社はもう大病人状態です。いつの日か大手術が必要になってしまいます。

米国駐在員に贈る、現地での成功法 目次 はこちら

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