毛ガニだー。怪我ニダー

文化をそのまま持ってくる日本人や韓国人はアメリカ人から見ると、かなり得体のしれない存在です。顔は皆一緒に見えるし、表情は分からないし、言語の高低抑揚が少ないので、感情が読み取れない。 目も吊ってる。

しかし、アメリカ人が日韓の文化に近づかなくてはならないケース、それが日系や韓国系の会社で働く場合です。

そしてアメリカ人が日系、韓国系の会社で何よりも理解できないのが、「超秘密主義」です。

超秘密主義な日系会社と韓国系会社

何よりも日系、韓国系会社に勤めるアメリカ人が嫌がるのが、「超秘密主義」です。

私の勤めていた日系米国支社でも、アメリカ人社員が休日出勤の日、4,5歳の子供を連れてきておりました。それを見た日本人駐在員たちは真っ蒼になって会議が繰り返されました。

会社の開発現場に社員以外、社員の子供が入ってきた。会社機密はどうなるのであろうか?子供だとは言うけど、むしろ子供だから危ないとも言える。例えば学校で「お父さんの会社でこんなものが動いていたよ。」と言って、それを喋った子の親がたまたまライバル企業に勤めていたらどうするのだろうか?どうこの問題を解決したら良いだろうか?

また、別の社員が休日出勤の際、赤ん坊をバスケットに入れて出社していた時も問題になっていました。

。。病気です。

また離婚が多く、シングルマザー、ファーザーも多い国民性、国土が広いため、親御さんや親戚に頼れる事の少ない環境です。。

  

米国では14歳までの子供を子供だけにしておくと、捕まります。

日本では「鍵っ子」なんて言って、共働きの子供が一人でいる事もありますが、米国では逮捕されるのです。

その後保釈され、実の子供ともう一度暮らすまでのプロセスは大変なものです。

日本の環境はやはり家庭持ちの男性が働きやすいように出来ている為、こういうアメリカ人の事情は分かりにくいのです。

アメリカ人の言い分

アメリカ人の間ではこういう話が白熱することもあります。

あるカンファレンスではそれがテーマではないのに、日系と韓国系の会社の秘密主義について盛り上がってしまったのを目撃した事もありました。

「秘密主義が強すぎて、当然壁に仕事関係の資料を貼れない!」(米系では壁に資料を貼るのが当たり前です)「グループ内やチーム内でもパーティションで区切り、同じプロジェクト内でさえも透明でない。」「ひどい低効率だ!」「目隠しされた我々に、担当の韓国人からする仕事の指示だけするのだったら、もっと安い国でやったらよいのに」「いったい何がしたいんだ。成功したいのか秘密が守りたいのか、良くわからん!」

等、怒り爆発でした。

そのリーク、本当にリーク?

そもそも、噂や推測はいろんな所で回っていて、ネットでも本当から嘘まで、いろんな事が話されています。

その中で信憑性があるかどうかが問題で、どこの誰が話しているという事が不明であれば、大抵の事は「匿名の人が自分の推測を言っている」で終わってしまいます。

子供はさておき、社員以外が会社内に入る場合はNDA(Non disclosure agreement)秘密保持契約書を結ぶので、身元を明かして機密を漏らしたら、すぐに責任追及がされるのです。

ですから、憶測以上の記事が出るという事は珍しいという事です。(写真があったら別ですが)

情報の重要性

その情報の重要性はどうでしょうか?

「トヨタ自動車が新型のプリウスを開発しているぞ!!!」

「そりゃそうだろうね。」

「。。。。。。」

当たり前の話です。

こうした、秘密にしなくても良い話を秘密にしている会社がほとんどです。

秘密保持ではなくて、自意識過剰なのかと思ってしまいます。

本当に社外機密で、厳重に守りたかったら、米国軍の様に、隔離された場所に、半ば隔離すれば良いのです。


毛ガニだー。怪我ニダー
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一方アメリカの会社は?

これに対して米国の会社はどのように扱うかというと、もちろん法律的に社員や関係者が他言出来ないようにはしておきます。

しかし、開発する物に関しては、大きく掲げて、Hype upムードを持ち上げます。グーグルの自動操縦自動車も、AIも、全部そうですね。掲げた目標に対して、支持を集め、達成していくという形です。

映画等でも、突然投下するというよりは、どんどん前評判を高めて、投下するのが多いですよね。

会社にメディア等の大物が来る!なんていう話になると、偉い人達が大騒ぎになります。そして、メディアの大物にどんなに自分たちの今のプロジェクトがCoolかを説明したりします。秘密厳守から考えればとんでもないですが、そんな事に労力をかけるよりも、外に出して、Hype upした方が効果があると考える訳です。

こんな風にアメリカの会社は風通しの良く、社外の人でも結構簡単に社内に入れるものです。

  

秘密主義の日本人と韓国人

韓国の会社では出来る

一度、米国の韓国支社の会社のアメリカ人達に誘われて会社に訪れたことがあります。彼らは私をその会社に勧誘しようとしていました。

会社に入ると、アメリカ人達はその会社で起こっている、Coolな事をいろいろ説明してくれます。私も自然に会社の中を見て回り、歓談し足りしていました。

そんな中、向こうのフロントデスクの裏に出向ぐみの韓国人達がつぎつぎ集まってきて、こちらを怪しそうに、警戒の目つきで見ながら、韓国語でぼそぼそ言っています。

社員でない人が会社内にいるのに、びっくりして、どうしたらよいのか、困っているのです。

さながら

「おい。誰だよあいつ。」「社員じゃないよな」

「どうすんだよ。誰か言って来いよ」

「お前言って来いよ」

こんな感じです。

でも、結局だれも勇気を出して私の所に来ることが出来ませんでした。

英語で問い詰める自信が無かったのでしょう。

機密厳守とは?つまり

日本や韓国はギリギリまで秘密を守って、誰もまねできないようにし、ある日突然発表し、意表を突きます。それで商品の驚きをコントロールしようとしているのですが。。。

これって何かを思い出しませんか?

そうです。

真珠湾です。

トラトラトラです。

基本的に秘密の徹底保持、突然の発表というのは、奇襲攻撃なのです。

そもそも規模の大きいアメリカが宣誓してから国力で強引に持っていく力があるのも分かります。国力の弱い日本が奇襲に頼らなければならないのも分かります。

また、島国や半島の国で、単一民族の国が秘密を比較的守りやすいのもこういう文化をつくってきたのでしょう。単一民族、終身雇用、妻は夫のサポートという環境では実際に秘密を守る事が可能です。

アメリカでは夫婦が敵対会社に勤める事もあり、民族もバラバラ、一つの企業に勤める期間も短く、機密保持が現実的にはむつかしいと言うのもあります。

しかし、米国支社は米国にあり、アメリカ人を雇って成功しなければなりません。

この日韓の「秘密幻想」はアメリカ人にとって理解の出来ない物です。

社外にも秘密をあけすけにするのは難しいと思いますが、社内、チーム内では効率を重視して秘密主義を緩めてみるのも吉と出るかもしれません。

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