Americans who don't keep promises

アメリカ人が資料を提出せずに消えた。さんざん言っておいたのに、提出もせずにどうやら定時で帰ったらしい。

どこにあるのか、どの位進んでいるのかも分からない。

あんなに言い聞かせて置いた大事な仕事、なぜ何も出さずに帰れるのか?

駐在さんにとって、驚きの瞬間です。

問い詰めてみても、言い訳ばかり。

家族が、

子供が、

交通渋滞が、

交通手段が無かったから

別の部署が間に合わなかったから

ソフトが動かなかった、

言われたことは提出したと思っていた、

お前の説明が十分ではなかった。

お前の英語では分からなかった、

お前が途中で指示を変えたから困惑して遅れにつながった。

。。。

締め切りを守らないアメリカ人

失念して帰ってしまったのか、時間までに間に合わなかったのか、手がついていないのか、それとももしかして仕事の能力自体が無いのか?

今後こういう事は無いようにしてほしいのに。。

その問題に触れようとした瞬間に、スイッチを押したように言い訳が始まり、反省してくれるどころか、認める事すらしない。

すっきりしないまま業務は続くが、レビュー(評価面談)になると凄い勢いで自分の成果と貢献をアピールしてくるアメリカ人。

 

呆れるは、疲れるわ、物も言えません。

ちょっと極端かもしれませんが、近いことが起こっている日系海外支社も多いのではないでしょうか? 私が在籍していた支社でもそうでしたし、他の会社の駐在員と話しをしてもよく聞いた話です。

きちんと取り組んだつもりだったのに

きちんとこの締め切りの重要さは説明した。これを逃したらどんなダメージがあるか、それに伴い、この支社、ひいては我々従業員の立場がどのように悪くなるかも。

十分納得していたと思ったのに。

また、期間中も何度もすり合わせ、進捗についても確認した。There is no problem. It’s coming along. 「問題ないですよ。うまく進んでいますよ」と言っていたのに。最後になって、言い訳されたり、「あんなの終わるわけない」と言われたり、青天の霹靂だ。

さすがに取組中の資料内容を一つ一つチェックしたりはしなかったが。。そこまでマイクロマネージするべきだろうか?

それともこういうアメリカ人の不遂行は目をつぶって、後で日本人駐在組で慌てて尻ぬぐいをするしかないのだろうか?

ダメだこりゃ

それではどうしたらよいのでしょうか?

やっている事は正しいと思いますが、個人で話していたのが、良くなかったのです。

米国の会社の構造と日本のそれは海外支社でも通常大きく異なっており、日本式ではアメリカ人に責任の所在がつかみにくい、また責任のプレッシャーを感じにくいという特色があります。

これは日本の子弟制と、日本人が元々、また沢山の英語ネィティブと一度に直面したくないことから、個人コミュニケーションを好むからに既存すると思われます。

米国では昔から、townhall meetingタウンホールミーティング等のように皆の前でディベートしたり、リアルタイムで話し合って解決していく形式がとられてきました。

米国人はこういう形に慣れているのです。

皆の目の前で、皆でやる

ですから、会社の中で物事を進めるのにも、全員を集めて、その中でそのように人がtake part分担して、どんなゴールにどのように到達するかを決めるのがアメリカ人にとって比較的自然に受け入れられます。

この利点は皆の前でゴール、個人の責任、協力関係と依存関係が明確になる事です。全員の前で白日の下に合意を取っておけば、「知らなかった」等の言い訳も聞きませんし、協力関係と依存関係を明確にしておけば、「〇〇の部署が遅れたからできなかった」の言い訳も聞きません。また、最後責任を取らずに帰ってしまったら、皆からヒンシュクです。

相手が日本人一人だったら、事実を闇に葬れるので、平気で言い訳をするアメリカ人も、チームを相手にはなかなか出来ません。

キックオフミーティングですべてを明確にしておき、出来るだけ細かく報告と作戦修正を行うのが好ましいです。例えば毎日スタンドアップミーティングなどで関係者全員で集まって進捗報告、Road block, Possible road block、目的達成のための道をふさぐ可能性のある物がないかについて話し合っておくのが良いでしょう。

大事な軍曹

さて、このミーティングには議長というか、軍曹というか、牽引者が必要です。ホストと言ったり、リードと言ったりしますね。これは大事な役割です。チーム員の個々の状態を整理して、作戦を現場で立て、deploy(作戦実行)する訳ですから。

大きな、しっかり部署を回しているアメリカの会社にはこれが上手い人、これを仕事にしている人がその場所にいます。

これをよくアメリカ人に任せる人がいますが、これは、悲しいかな、役職の高い駐在員の仕事です。

これが出来て初めて、リーダーとして、ディレクターとして、指示する人として、アメリカ人たちは認めてくれるでしょう。

逆に言うと、これが出来ない(しない)と、能力が無いのに高い役職に座っている、親会社から来たよくわからない人なので、アメリカ人達は貴方の言うことを聞こうとしないでしょう。

おそらく間に入れてリーダーをしてもらおうとしているアメリカ人もうまく機能しないはずです。

全員がそうではありませんが。

ここまで読んで貰っていると、アメリカ人は全員、これほど大きく骨を折らないと動いてくれない気がしますが、全員ではありません。

個人的に仕事を頼んだら、すべて問題項目を挙げて解決していってくれる人や、個人の仕事であれば何も言わずも凄いクォリティーで上げてくれる人もいます。

そんな人が日系米国支社にいてくれたとしたら、それは宝ですので、大切にしましょう。

ただ、そういう人たちも特殊な環境にいてストレスを貯めているはずですので、アメリカ人は全員の前で解決し、作戦実行したいと思っている事を忘れずに支社を進めていって欲しいものです。

まとめページ、

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