Zombie interview

面接では、大抵各担当者との面接の最後、また全部の面接の最後に

Do you have any questions for me?

という質問が来るのが一般的です。

貴方との面接の後、面接した全員で貴方を雇用するかどうかの会議が行われます。

基本は雇用側が主導権を握ってインタビューしてくるので、これは主導的に動ける数少ないチャンスです。

 日本企業面接では自分の人間と地力を見せて、会社の(良いように)動ける力を見せて、会社の良い部品になれる事をアピールするのに対して、

 対米国企業では、こういう考え方をするべきです。

企業は”問題”を抱えています。例えば「ここのラインが乱れているのをきちんと整備したい」とか、「〇〇のセクションで量産員がいない」とか。「マネージャーのポジションが空いてしまって、まとめる人がいなくなった」というような”問題”です。

その”問題”を解決してくれる人なのか」というのが絶対的な雇用基準です。

ですので、基本的に、

I know what I am doing.

(自分は自分がする事がわかっている)

こんな表現を良くしますが、自分の職種では何を求められるか、どうしたらよいのかを熟知している。そして入社した瞬間に、会社に何も教えてもらう事なく、その問題を解決してあげれるという所にポイントを置きましょう。

それともう一つ面接の応答で重要なのは、(無くても)他からオファーがある状態と思って対応しましょう。面接とはいろんな意味でデートと近いところがあります。他からすでに認められていて、contender (取り合う会社)があるのは貴方を有利にします。

聞くべき質問

What are the most important things you'd like to see me accomplish in the first 30, 60, 90 days of Employment?

30, 60, 90日位のスパンで、何を私が達成するのが一番みたいですか?

 -会社は”問題”を抱えていますから、あなたに解決してほしい事が明確にあるはずです。それを明快にしておくのは仕事を受ける心構えとして大事な事です。

また、自分の能力をしっかり説明できる機会になります。

 *極端な話、向こうの返答が例えば、「30日以内に100人の部署の交通整理をして、90日には業績を大幅に上げて欲しい」というような非現実的だった場合は、要注意かもしれません。自分からオファーを取り下げる大きな材料になりますね。

What is successful (job title) like to you?

貴方が想像する、活躍しているjob titleというのは、どういう感じですか?

これは雇用主が頭を使わなければならない質問です。ただ理想的な応募者を求めるだけでなく、何を提供してくれたら雇用主は満足かを聞いています。

これで仕事のニーズのシリアスさ、仕事責任の明快さ、等が判断できます。

これは仕事を得るだけではなく、仕事を始めた後にも重要な指標になりますね。

Can you give me examples of collaboration (between departments) within the company?

この会社内で、(部署間の)協力関係、体制の例を教えてください。

 -会社内での組織間、自分がどのような位置で働くのかを知る事が出来ます。プラス会社内の雰囲気も垣間見る事が出来ますね。

Why this position available? Is this a new role? If not, why did the person who held this role leave it?

どうしてこのポジションが空いたのですか?これは新しい仕事ですか?そうでないとしたら、前任者はどうして辞めたのでしょうか?

 -会社側の社員に対する態度がわかります。また、仕事の実態がわかってきます。会社側ももちろんネガティブな面は出さないでしょけれど、この答えから感じられることは多々あると思います。

私が一度経験したのは、これを聞いた時、「前任者は、理屈やテクニカルな考え方に寄っていて、「いい感じ」

なアイディアを出してくれなかった。このポジションはもっと驚かしてくれるクールなアイディアを提供してくれないとダメなんだ。」と答えられた事があります。

「あぁ、このポジションで入社したら、こういう感覚的な評価をされて、(前任者のように)クビになるんだな」と思い、恐怖しました。

When can I expect to hear from you?

何時貴方からの連絡を期待してよいですか?

 -これは、ちょっと危ない質問です。普通に聞くと、ネガティブに取られてしまいます。面接の答えをせかされるなんて、面倒くさいと思ってしまいます。

 ただ、貴方が他の会社との面接がうまくいっている、もしくはすでにオファーレターをもらっている場合、正当な質問です。あなたは、今受けている会社の方が良いので、他にもらった会社のオファーに答える締め切りが来る前にこの会社からのオファーが貰いたいからです。

相思相愛なのに、オファーを出した頃にはもう他の会社のオファーを取っていたなんてことにならないように、正当な質問です。

What are the biggest rewards of the job and working for this company?

何が御社での仕事と仕事内容で一番の褒賞的な物ですか?

 -そこでの社員が何をよりどころにして働いているかは、知っておきたいですね。また、入社後に感じる良いところ、悪いところも垣間見ることが出来ます。

ガイドによっては、会社のweaknessを聞くように書いてある所もありますが、弱いところや悪いところを聞いても、本当の答えは何も出てきませんから、意味がないと私は思っています。

良いところを聞いて、そこから悪いところを探りましょう。


Questions should ask and shouldn't ask at job interviews

聞くべきでない質問

Compensation, stock option, promotion review, bonus, paid time off, vacation, anything related to benefit the company offers.

報奨金、ストックオプション、出世面談、ボーナス、有給、バケーション、会社がオファーするベネフィットすべてに関する事

ただ、health insuranceに関しては聞くのもありかと思います。健康保険、医療は生きていくのに根幹ともいえるダ時な事ですし、自分の利益の質問とはとられにくいです。家族がいれば大事な判断ポイントとなると思います。

Can I bring my dog (child) to the office?

犬(子供)を会社に連れてきてよいですか?

 -貴方が乞われて、ヘッドハントされて入社する以外、こういう個人的な事を聞くのはやめましょう。

 私の知り合いでは犬を会社に連れてくる事を条件に仕事を受けている人もいました。

What is the typical work week? Is overtime expected?

一週間の仕事はどんな感じですか?(サービス)残業は当然期待されているのでしょうか?

これも微妙な所です。一週間の仕事を聞いている所が、主体性が掛けているように聞こえますし、残業を気にしているのも、そんなにポジティブな事ではないですよね。(米国の企業は、レイバー職でなければ、大抵年俸制です。ですので、overtimeイコール、サービス残業となります。)

 これを聞くのであれば、以下の聞き方をお勧めします。

How this company handles necessary crunch (busy time)?

この会社はどのように必要な忙しい時期をクリアしていますか?

 -どの業種でもcrunch忙しい時期は存在します。会社も、スタッフもやりたいわけではなく、しなければいけない事なので、(その必要悪を)会社はどのように乗り越える努力をしているのでしょうか?と聞くのが正解です。

Do you have any concerns about my candidacy?

私の応募に関して何か懸念はありますか?

Are there any qualifications that you think I am missing?

何か資格的な物で私に足りないものはありますか?

 -これらはネガティブというよりは、こんな事を聞いても役に立つ答えは返ってきません。そんな落とすための材料をこんな所で聞かれても、担当者は不愉快です。

So, did I get the job? When can I start?

私は仕事を得ましたか?いつからスタート出来ますか?

 ー。。。こんな事を聞いてはいけませんね。

Would you like a list of references?

推薦者をお知らせしましょうか?

 -referenceというのは、あなたの仕事ぶりを証明してくれる人です。

レジュメにreferences are available upon request(推薦者は要求があればお知らせします)と書いたりします。

会社がreferenceを求めてきた場合は、紹介してよいのですが、自分からこれをやると、自分で売り込めなかった物を他人にしてもらっているように聞こえますし、頼む人にも迷惑をかけている訳ですから、大事な時に、向こうから聞かれたら「問題ありません」と紹介するのが良いでしょう。

スポンサーリンク

面接の際、質問、応答の際のテクニック

Can you elaborate?

よりよく説明していただけますか?

 -面接官の説明や返答が曖昧だったり、良く分からなかったりする場合があります。例えば、This role is expected to take care of this department.(この職はこの部署の面倒を見る事が期待されている。)等を返されたときですが、「面倒を見る」と言われたってよくわかりませんよね。そういう時は、excuse me?とか、What did you mean?とかではなく、Can you elaborate?(よりよく良く説明、定義して戴けませんか?)と言うと、トゲなく、相手に説明するプレッシャーを与えられますw

米国企業へ就職、転職、応募から内定までの流れはこちら

スポンサーリンク
おすすめの記事