Vの音。

Vの音とは

中学校の時に学校の先生から”V”の発音を習いました。

「唇を噛んで」発音する。と習いました。

でも、先生のVの音も、我々のVの音と何ら変わって聞こえませんでした。

私の耳が悪かったか、(多分絶対)先生の音も出ていなかったのだと思います。

 

Vが発生できない?

Vの音は、本質的にはFとよく似ています。

Fは空気が唇と歯の間をすり抜ける音だとすれば、Vはそれに喉と唇を震わせた、振動音が入ります。

しかし日本人でFの発音は出来ても、Vの発音が出来ない人は実は多いのです。

唇をかんで息を吐いたところで、Vっぽい音は出ず、

「えー。噛んだからって、何も変わらない」

「噛んだって、Vのような振動音は出ないよ」

と思っている人も多いです。

頑張って唇と唇を震わせて音を出したら、Bの音になってしまった。。。

てな人も多いです。

何故でしょうか?

この違いは、

Fは喉からの呼吸で発生する事が出来るが、Vは腹式呼吸でないと出ない」という事です。

だから、日本人にとってFは楽でも、Vは大変なのです。

Vの発声方法

さぁ、ここからどう実際に出していくかです。

まずは、腹式呼吸をしてください。

ここのページでも紹介しているオーボエ呼吸です。

これが、決定的な違いです。

喉から息を出しても、Fは発音できますが、Vは出来ません。

このオーボエ呼吸をしながら、喉を震わせて振動音を出してください。まだ口は閉じなくて良いですよ。

まず、こんな感じに唸ってください

(これはマイクでうまく拾えませんでしたが、わかってもらえますかね?)

それが出来たら、Fの時のように、下唇に上の歯をあて、空気を押し出します。

下唇がブルブルッと震えるようにして、音を出してください。

ヴゥ ヴゥ ヴゥ ヴゥ ヴゥ

と小さく震える音が出ます。

これが、子音のVです。

しかし、子音のVで終わる、もしくは子音のVの後に母音がつかない単語は実はとても少なく、

Kalashnikov kəlǽʃnɪkɑ̀v カラシニコフ

Antonov 発音記号不明 アントノヴ 人名

この位しか今の所思いつきません。

両方ともロシア語です。

 

ただ、英語の場合、Vの後にeがついても、Vで終わる単語と思っていいです。

このVの子音の後、発音上は母音が付きません。

伸ばさず、”ヴゥ”とすっぱり切る音です。

Steve stíːv スティーブ(人名)

Improve imprúːv 向上させる

Preserve prizə'ːrv 保持する

Constructive kənstrʌ'ktiv 建設的な

発音記号を見てください。

ほら、vで終わっているでしょう?

Veで終わっても、vで終わる単語として認識してよいのです。

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母音の付くVを発声しよう

さて、ここまでが「子音風に」発声するV

ここからは母音を伴うVです。

これもFと同じように、下唇を歯の拘束から解き放ち、息を噴出しながら、震えさせて弾くと、V+母音の発声になります。

最初の内は、割に意識して、ブォッと息を噴き出してよいです。

例の単語です。

Volcano  vɑlkéinou 火山、噴火口

Variety vəráiəti 多様なこと

Volunteer vɑ`ləntíər

Value vǽljuː 価値

Vocabulary voukǽbjulèri V, 続くL,Rが入っていてとても難しいです。

Vocab  vóʊkæbと訳しても伝わります。(ヴォにアクセントです)

Curvature  kə'ːrvətʃər 湾曲

Invalid ínvəlid ちゃんとしてない

Lava  lɑ'ːvə 溶岩

 

Vの音、出たでしょうか?

VとBはLとRと同様、非常に聞き取りにくい音の一つです。

自分で発声を可能にしておかないと、なかなか聞き取れません。

 

聞き取れなかった場合は、自分で両方のバージョンで発声してみて、どちらが近かったか、確かめて見てください。

わかりやすいようにBoyをだんだんとVoyに変えていく音を貼り付けましたよ!

すこし大げさにやっていますが、BとVの違い、わかりましたか?

Steveなんかも、日本語のスティーブで喋ってしまうと、Steeboo stiːbúːになってしまいます。

スティーブー と

スティーヴ  はずいぶん違います。

BとVを入れ替えて、意味が代わってしまう単語はそんなにないように思います。

しいて言えば、

Banish 追放する、追い払う

Vanish 消える、なくなる

 

Bary バリー(人名)

Vary 変化がある

 

くらいでしょうか?

混乱は少ないかもしれないですが、BとVを間違えてしまうと、単純にわかってくれません。

こちらからVやBの音が入った単語を言う場合、発音が曖昧だと、V? or B?と聞かれることがあります。

その時にはきちんと”V”と言えたら良いですね。

リスニング、発音これで完璧。目次  はこちら

その時にはきちんその時にはきちんと”V”と言えたら良いですね。と”V”と言えたら良いですね。

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