海外へのいきなり転職、本当に可能?

日本で働いていて、そこから海外の仕事に応募、転職する事が本当に可能なのでしょうか?

不可能じゃないです。

でも、おそらくハードルは高いでしょう。

海外へのいきなり転職 、何が求められるのか?

まず、渡米について考えられた事のある人なら、こういう事はわかっているかも知れませんが、

○○会社にて、ワタクシ当時役職○○で、○人の部下を管理して、○○の成果を上げました。的な事は米国企業に対して、全くアピールできません。

実務(hard skill)が要求されるのです。H1-Bのカテゴリーは「専門技能保持者」です。

・凄腕のプログラマーだったり、

・科学者だったりとか、

・研究者だったり、

・凄いアーティスト(デザイナー)だったり、

というような専門の分野において、秀でた能力を保持している必要があります。

特にビザを発行して迎える外国人には管理、マネジメント能力は求めません。

米国流の会社で管理するのは米国人が良いに決まってますから。

純粋に専門能力が問われます。

難易度

さぁ、難易度ですが、まず、このグラフを見てください。

一番下、Aのラインは、英語を第一言語とする、普通の米国人です。

これくらいが、一般的にその職に求められるスキルレベルとしましょう。

もちろん米国人は就労権がありますから、このラインに達した時点で雇用の候補者となります。

次のBのラインは、米国在住、H1-B, O, P、また永住権(グリーンカード)等の、米国で働く権利を持っている人です。言語はネィティブではありませんが、技術職であれば問題なく働くレベルとしましょう。

少しハードルは高くなりますが、少しです。

次のCのラインは、米国に滞在中、なんらかの就労ビザのサポートが無いと働けない人たちです。これは会社側がビザサポート、将来的な永住権サポートも視野に入ってくるので、ハードルは一気に高くなります。

近年のトランプ政権下、初心者(エントリーレベル)のビザ発券が特に難しくなっています。とかく非米国人には恐れられる大統領ですが、極端な人ではあるのですが、「初心者にビザを発給し、米国人の職を奪い、トレーニングを含めた雇用をするのにビザのサポートはしない。また、高学歴者、米国の得になるほどのスキルを持った人間のビザ発給をゆるくする。」というのは、米国第一を考えると決して間違ってはいません。

でも、そのつもりで留学している人にはたまったもんじゃないですね。

時期を覗うが、なんらかの戦略を練ったほうがよさそうです。

詳しくは H1-Bビザ「米国で働く」を夢見る、皆が通る道 参照

次のDのラインは、米国以外の国、遠方に在住、また、米国就労権を持っていない人です。でも、それなりに英語は喋るとしましょう。

これでもまた、さらに跳ね上がります。

会社は長距離電話をかけ、面接のトラベルをセットし、そして米国に対して候補者の職について責任を持たなければなりません。

このケースだとスキルだけでなく、語学力も相当無いと、面接に呼んでくれるまで話しは進まないでしょう。

次、Eのラインは、遠方在住、米国就労権無し、また、語学が全く駄目な人です。(骨頭さんはこれに近いケースです。少し英語を喋りましたが、十分ではありませんでした。。)

これ、ほぼ不可能だと思うかも知れませんが、実はこういうケースもあります。

つまり、「その人のビザサポート、に加え、通訳を雇うくらいの実力」があればよいのです。

この位になると、業界では著名人、何か発明や発見の功労者、権威、独自理論の保持者 等のレベルかと思います。

でも、例えば月収100万円で5人のチームを組み、半年走らせると、3000万円かかりますが、ずば抜けた才能を200万で雇って、通訳を月60万円で雇えば、1560万円ですんでしまいます。

こういう事には、アメリカ人の方がよほど抵抗が少ないです。

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お金を出して価値を買おうとするアメリカ人

おそらく日本だと、いまだかすかに残った終身雇用の名残りで、そんな高い人を雇ってしまったら、ずっと雇わなければならないし、重荷になってしまうのでは。とか、

それとか単純なひがみもあったりするのかもしれないですが、こういう少し高い方にはみ出るのを良しとしない傾向があるのは残念です。

メジャーリーグ選手もそうでしょう。

このケースを考えると、もしかして、最後は米国で活躍したくても、英語よりも自分のフィールドで頑張るのもありかもしれません。

何かの権威になって、通訳をつけてもらって渡米、その後ゆっくり英語を覚えればよい訳ですから。

さて、

まずは自分の経験/スキルが米国企業が求めるそれと合っているか、お目当ての求人情報(job description)を見て確認しましょう。

それが合っていないようなら、日本にいる間に仕事のタイプを調整して行き、(例えば数人の部下を持った室長のような存在だったとしたら、管理をはずれ、もっと技術に特化した仕事にシフトして)米国企業の求める像にあわせて行きましょう。

そこでABCDEの条件に合わせる事が出来たら、BANG! 夢が叶います。

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